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間違えても「これでいいのだ」皆川久美香 🌏英語 x カラオケ学級🎤

執筆者の写真:  marugakuen° marugakuen°

◯学園広報部 │ 学園メンバーインタビュー

みなさん、こんにちは。○学園広報部長の真優花です。最近は気温も暖かくなり春を感じるようになりましたね。


さて、本日ですが、「英語×カラオケ」のクラスを担当するKumika (皆川久美香)さんにインタビュー。Kumikaさんの経歴を見ると日本育ち&生まれでTOEIC満点5回、現在Yahoo! JAPAN勤務、世界中に泊まりに行ける友達がいる! など、なんだか凄そうな経歴がずらり。


もしかしてクラスもスパルタなんじゃない?ガッツリ勉強って感じ?と思う人もいるかもしれません。でもいい意味で予想を裏切る、パッションあふれるKumikaさんの姿を覗き見してきました。


知りたい、とにかく知りたい。


写真: いつか見てみたかった流氷を求めてオホーツク海へ

今日はよろしくお願いします。Kumikaさんといえば、英語。本当に高い英語力と楽しいクラスで大注目なのですが、昔から海外で暮らしたり、語学の勉強をしていたんですか? Kumika いや、全くの日本育ちで大学生になるまで海外に出たこともありませんでした。それに中学生の頃は、英語は少し他の人よりも得意かも?と思いつつ、クラスにいた帰国子女の人と比べると発音も語学力も低くて。こんなすごい人達の前で教科書の音読をしたくないと思っていましたね。


ー昔から 英語力に自信があるわけじゃなかったんですね。人前で話すことに抵抗がなくなったきっかけってあるんですか? Kumika そうですね。中高くらいの頃に洋楽に目覚めるようになりました。当時「7オクターブの歌姫」と言われて華々しくデビューして大ブレイクしていたのがマライア・キャリーで。マライアの曲を私も歌えるようになりたい!って思ったんです。


洋楽の楽しさを覚えたんですね。 Kumika はい。もともと歌うのが大好きで、友達とカラオケにもよく行っていたんですけど、洋楽も歌えるようになったらかっこいいだろうな~と思い。当時はインターネットはないので、歌詞カード見ながら練習していました。でも輸入盤(当時2300円くらい)のCDには歌詞カードが入っていなくて。だから月5000円のお小遣いの中から歌詞カードのためだけに3000円の国内盤を買ってました。笑


マライアが歌えるようになるころには自信がついていた、ということですか? Kumika 最初はただカラオケで洋楽を歌ってみたい、というモチベーションだったんですが、マライアと同じスピードでマライアの曲を歌えるようになるだけで、英語の発音や英語ならではのテンポをつかむレベルが飛躍的に上がったんです。 あと「なんとなくかっこいい」というノリで聴いていただけの洋楽に興味を持ち「どういう曲なんだろう?」と気になって単語や表現を調べているうちに、実際の会話に使える表現をたくさん覚えていました。海外ドラマや映画などで勉強するといい説を唱える人もいますが、私は断然洋楽カラオケ派です。2時間もある映画の表現を全部覚えるのは不可能ですけど、長くても5分程度の曲の歌詞は全部覚えることができる。歌さえ覚えることができれば、見知らぬ表現に出会ったときに「あ、あの曲にこんなフレーズあったな」って簡単に引っ張りだしてこれる引き出しの中身になるのです。


様々な国の人と本音で話せることがとにかく嬉しかった


写真: ヨーロッパ放浪旅(サントリーニ島)

その後はどんな風に英語力を鍛えたのですか? Kumika 20歳の時にバックパックを担いで2か月間ヨーロッパを旅したのですが、その時に色んな国から来た旅行者とよく話をしたんですよね。英語圏の人もそうじゃない人もいましたが、英語という共通言語があることで、ヨーロッパだけじゃなくそこに来るその人たちの国のことや様々な価値観などを知ることができる、そのことは本当に何物にも代えがたい経験でした。 当時の日本人は「英語が話せない人種」というレッテルが貼られていました。さらには、英語が話せないと思われることは現地のトラブルに巻き込まれるきっかけにもなります。だから、私は日本人だとばれないように、地球の歩き方ではなくLonely Planetを、縦書きの小説ではなく横書きの洋書を旅にはもっていきました。談話室で隣に座る旅人に「ねえ、ここは行った?どうだった?」と旅の話をするきっかけを作ったり、「ねえ、この単語ってどういう意味ですか?」と聞いて、話をスタートするきっかけなどを作ったりもしていました。せっかく日本の外に出たんですから、日本で出会えない人にたくさん出会いたかったという思いは強かったように思います。


すごい。見えない努力をしているんですね? Kumika (笑) はい。きっかけさえ作ってしまえばこっちのもの。そこからはいくらでも話すことができます。バックパッカー時代は、そんなちょっとしたテクニックを使って会話のきっかけを作り、「あなたはどこの国からきたの?」「 将来何やりたいの?」と膝と膝を突き合わせて本音で様々な話をしたりしました。そんな風に知り合った人の何人かは20年以上たった今でもつながっていて、今、私には世界の色んな国に友達がいます。


ネイティブで英語を話す人は、たった5%「これでいいのだ」


世界中に友達がいるのって本当に羨ましいです。ちなみに私がそうなんですが、海外の人やネイティブの人と話すのに抵抗はないんですか? Kumika 全く無かったです。というのも私は、みんな英語を完璧に話せなくて当然と思っているからです。 実は、世界の人口の中で英語を母国語として話す人の割合はたったの5%。それ以外の人は第二外国語として英語を話している、つまり、ほとんどの人は非ネイティブスピーカーなのです。そう思うと少し気持ちが楽になりませんか。自分だけじゃなくて向こうも完璧じゃない。間違えても大丈夫。自分の英語が下手でゴメンナサイじゃなくて、私あなたの国の言葉を頑張って喋ってるんだからちょっとぐらい下手でもしょうがないのよ、そこ汲んでねよろしく、と開き直ればいいんです。バカボンのパパが「これでいいのだ」って言うみたいに、「英語を話そうと頑張っていることがすごいじゃん、これでいいのだ私」って。


たった5%がネイティブ英語を話しているなんて知りませんでした。自信に繋がります。 Kumika さらに言えば、会話において難しい単語を使う必要は全くありません。ゼロから新しい単語を覚えるのは大変ですが、英語はgive, take, have, make, getを使いまわせればほとんどのことは表現できる。自分が知ってる単語をうまく組み合わせれば会話なんていくらでもできるんです。


写真: 授業の一コマ

今のKumikaさんの英語の教え方にもその考え方がつながっている気がします。 Kumika そうですね。わたしのクラスでは辞書は使いません。大切なのは「ざっくり意味がイメージできること」。細かい単語一つ一つを正確に記憶する必要は全くありません。スペルだって覚える必要ありません。何となく覚えていれば細かいところはスペルチェッカーが直してくれますから。私が昔経験した「好きなことやってたら使える単語や表現が増えてた」そんな経験をみんなにもしてほしいと思っています。「勉強」って続かない。でも「楽しいこと」なら苦なく続けることができるでしょう?


「もっとやっておけばよかった」をなくしたい。


写真: 留学時代の友達を訪ねてメキシコへ

これからKumikaさんが英語を通じてやってみたいことはありますか? Kumika そうですね。今は大人向けのレッスンをやっていますが、ティーンにも英語の楽しさを伝えていくようなことができないかなあって考えています。私の周りでよく聞くのが「あーあの時、もっと英語やっておけばよかった」って言葉。学生の頃に、英語の楽しさを教えてくれる先生に出会えなかったとか、「勉強」というのが苦痛だったなどの理由で、なかなか英語をレベルアップできないまま大人になってしまった。そのことを後悔している大人って結構多いんです。そうなってしまう前に、英語を学ぶことの楽しさと、その先にどんなに世界が広がるかってことを教えることができたら素敵だなと思っています。


Kumika to everyone 英語が話せるようになると世界の中で会話できる人の数が飛躍的に増えます。英語が話せることでアクセスできる様々な価値観に触れ、自分の中の知らないドアが開いていく。そんな経験を是非みんなにもしてもらいたいので、私はこれからも英語の楽しさを教え続けます。

【真優花語録】 Kumikaさんは英語がめちゃめちゃできて、ストイックな方なのかなと思っていましたが 溢れ出るパッションと世の中を面白くしたいという強い思いで突き進む、とても素敵な女性なんだなと感じました。そしてそんなKumikaさんのワクワクな思いが沢山詰まったクラスが「英語×カラオケ」。そりゃ楽しいのも納得です。英語苦手、嫌いかもって人ほどオススメ。クラスは木曜日の朝、7:30-8:10。是非ちらっとワクワクなクラスを覗いてみてね!


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